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JR西日本は四国に渡ることができなかった乗客のために「列車ホテル」を用意

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 JR四国は、瀬戸大橋風速計で規制値(秒速25メートル)を超える強風を観測したため、18日午後6時10分頃から、瀬戸大橋線で運転を見合わせた。

 この影響で、岡山発高松行きの快速「マリンライナー51号」(5両、乗客約160人)が約2時間、櫃石ひついし島(香川県坂出市)の橋上で立ち往生。JR四国によると、同日午後8時30分頃、マリンライナー51号は高松に向けて運転を始めた。JR四国は、同線で終日、運転を見合わせることを決めた。

本州と四国を結ぶJR瀬戸大橋線が、18日の夕方から一部区間で運転を見合わせているため、JR西日本は四国に渡ることができなかった乗客のために岡山駅のホームに「列車ホテル」を用意し、およそ70人が一夜を過ごしました。

発達した低気圧の影響で、瀬戸内海では風が強まり、JR瀬戸大橋線は18日の午後6時すぎから岡山県児島駅香川県宇多津駅坂出駅の間で運転を見合わせていて、四国方面への移動ができなくなりました。

このため、JR西日本岡山支社は「列車ホテル」として岡山駅のホームに5両編成の列車を用意し、午前6時まで乗客の休憩用に開放しました。

JRによりますと、およそ70人の乗客が一夜を過ごしたということで、車内では、疲れ切った表情の人たちがぐったりとした様子でいすに横たわったり、ひじをついたりして休んでいました。

JRによりますと瀬戸大橋線は引き続き、一部区間で運転を見合わせていて、運転再開は昼以降になる見通しだということです。