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汚染水とは一体何ぞやもし!

東京電力は相変わらず福島第一原発から出る汚染水が大きな問題で大変な苦労をしている。しかし汚染水とは一体何ぞやもし!。
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工場からの汚水は、日本中でたくさん出ている。たとえば経口毒性(飲んだときの毒性)がプルトニウムより強い水銀は、東京湾では最大800ppb(0.00008%)出ていて、上の図のように水域のほとんどが250ppb以上。これは水銀の水質基準(0.0005%)を下回っているが、全国では1年に合計22トン(3万8000人分の致死量)以上が排出されている。 いま福島県の沖合30kmで観測されている放射性物質の濃度は、海洋生物環境研究所の日下部正志さんの調べでは、2013年10月時点で図のように0.1ベクレル/リットルと飲料水の水質基準(10ベクレル)をはるかに下回っている。だからそのまま飲んでもかまわないし、もちろん福島県沖合でとれた魚を食べても問題無しだ。
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福島県沖合の放射性セシウム濃度 水銀のように危険な物質を含む「汚水」でも、薄めて流せば人体に影響はないので、他の物質はそうしている。現状でも人体に害はないのに、なぜ原発の「汚染水」だけゼロにしなければいけないのか? 東京でオリンピックをやるために、福島の放射能が東京にも影響するのではないかという世界の人々の心配を打ち消す必要があって、安倍首相は「汚染水は完全にブロックされている」といった。でも上にみたように、今でも人体への影響はないのだから、ブロックする必要なんか無い。 日本の大気も水も汚染されている。かつては水俣病(水銀が原因)など悲惨な公害病も起きたが、今は水銀の濃度も上のように低くなり、命にかかわるような汚染は無い。水銀をもっとも多く含む食品はマグロである。クロマグロに含まれる水銀の濃度は、最大10ppm(0.001%)と水質基準を上回っている。マグロの刺身のほうが、福島の水よりはるかに危険なのだ。そのクロマグロは乱獲が祟り絶滅危惧種にもなろうとしている。日本うなぎの稚魚も同様だ。水産資源を守るためには海洋は一時トリチュウム(半減期12年)などを受けて食べられないようにするのも一案だ(これは冗談)。従って現在、福島原発に膨大な数のタンクに貯水されている水を全て海洋に放出しても問題ないのだ。それを東京の頭狂新聞など反日左翼系のマスコミが過大に報道するから風評被害が広がってしまうのだ。