左の写真をクリック⇒メインHPへ

吉田調書報道「重大な誤り」 朝日新聞社の第三者機関

朝日新聞社東京電力福島第1原発事故をめぐる「吉田調書」報道の記事を取り消した問題で、同社の第三者機関「報道と人権委員会」は12日、「重大な誤りがあり、記事の取り消しは妥当だった」とする見解をまとめた。同委員会は「秘密保護を優先するあまり、吉田調書を読み込んだのが直前まで2人の取材記者にとどまっていた」と指摘。当日の紙面最終責任者も、関連部分を読んでいなかったとした。

朝日新聞社は、第三者機関の指摘を受け「責任を痛感し、福島第1原発の方々をはじめ、皆さまに深くおわびする」とのコメントを出した。関係者の処分を月内に決めることも明らかにした。2014/11/12 16:36【共同通信